物霊はあく迄自分の属する守護霊、或いは神に属するものであって神の命令を受けない限り下位の物霊とのコンタクトは行わないと考えて居ります。タテの類魂を輪切りにすると何処を取っても霊が存在します。その中で物霊は基本的には凝縮と拡散という物理的状態を作り出し、拡散できる様になった物霊は高級な心を持つ事が出来ます(高級天狗、高級龍神)しかし物霊が上位の霊から下位の霊まで繋がっていても自由自在な行動は起こしません。それぞれの霊を司どっている守護霊や神の命に従うのが絶対だからです。もし6図に於けるG霊(神) の中にある物霊がGの命令を受けてA霊(人霊)に作用したとします。そしてAが今死にそうノなってA霊の物霊ではどうしようもなく、更に上位のD.F.の物霊でもどうにもならない場合は、Gの物霊でなければAを救えない。そうなれば、Aの守護霊はDの守護霊にお願いをし更にDの物霊の力量ではどうにもならないとすれば、Fの守護霊にお願いをし、Fの守護霊も必要と認め自分の力量では不可能と判断したときGの神様にお願いする訳です。しかしここで一つ大きな問題が在ります。神の徳が人間界に降りて来る事はその人に対し物凄い業となるわけで、その人に沢山の徳が在るか、まだ生かして置く事が霊界にとって必要であるかどうか、が問題になるのです。当然生きる代償としてその業に対する対処を迫られる訳で、ただ漠然と生かせて置くことはないでしょう。
これ等の問題をクリアして、さてGの高級物霊の出番となると下位の霊であるA.D.F.霊の物霊は取った取られた等の下らない事では無く、能力に応じて最大級に協力させられます。
|