低級霊と物霊

自己防衛が強いと、恐怖すると身体が動かなくなる。家のウサギがそうです。
怖いと固まって動け無くなり、ピクリともしません。
竦んじゃうのです。低級霊は、本当は神様が怖いのでしょうが、人に接っしていると少し賢くなるのかしら。中々扱いが難しくなるので、面倒になると
「何だこの野郎」になっちゃいます。


いつも心に引っ掛かっているのは、“憑依”はどんな事かです。
私達は何気なく使っていますが、良く分からないです。梅原伸太郎先生が民族学的に述べていらっしゃいますが、そうじゃなくて、もっと憑依の実態的なところが知りたい。
その点、類魂論は詳しいです。でもやっぱり何か気になっているので、後で考えておきます。


よく、家の改築や庭を掘り起こして“障り”というのが在りますが、
物霊に関係しているのでしょうか。
今住んで居る所は山を削って宅地にしたところなのですが、
引っ越した時は変な霊が次々と出てきて、妖怪の様な姿なので、
夜眠れない事もありましたが、今は慣れました。
姿は見せますが、みんな背後に任せてあるので。
物を壊すとその物霊が憑依するのでしょうか。
だから自殺すると自分の体霊が憑依するらしいです。
生まれつきの障害者が明るい心を持つのは、
始めから物霊を持たないで生まれているからでしょうね。
中途の障害者は物霊を放せないので暫く苦労するのかもしれない。


物霊は固まろうとするから、
つまりある一つの苦しみの中にずっと身を置き続けることになる。
だから人間界よりも苦しみが大きい。
私は一度、ある人を徹底的に恨んだ事があるのですが、
その時はその人だけでなく、その人の子供や持ち物、車まで呪ってしまってその人とすれ違った、通行人までも恨んでしまいました。世間の物全部が敵に見えたのです。
坊主憎ければ袈裟までもと言いますが、その通りです。
恨みの念しかなくなって、一日中恨むことだけを考えるのです。
ですから低級である程、苦しみが大きいのは分かります。
ふと、気が付いたのですが、記紀神話で地獄に落ちた神様と言えばイザナミですよねそして、そのイザナミに群がったウジはヤクサノイカヅチノカミでしたよね。
ここで思い出したの言うことは物霊に関係があるのでしょうか。
いづれにしても雷、剣、磐の神は物霊なのでしょう。


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