@自殺霊のことばかり出てきますが、先生は自殺の霊系をずっと背負わされて、一生涯関わっていたのでしょうけど、実際に死んでしまいたいと考えた事は無いのですか。今死にたいと思っている人には、霊界が在ろうと地獄に落ちようとどうでもいいのです。心の中に何もなくなってしまって、親も子も無い、ただ悲しい自分が在るだけなのです。そういう状況をどう遣って乗り越えると良いのでしょう。お薬で済むならそれはそれでよいですが、霊系を背負っている為に、死んでしまいたいと思い続けるのなら一生逃れられないのでしょうか。類魂は救済システムです。
自殺霊を背負っていたとしても自分が自殺という行為を起こさ無い限り救済されるはずです。私の場合、普通の人では死んでしまいたくなるようなことも私の中に居る馬鹿霊があまり感じない様にしてくれているのです。そして自殺を救う霊が即身仏なのです。業が重たい私にとってけっして生活を豊かにするわけには行かなかったのです。更にそのその即身仏は貧乏だけでなく忍耐心もくれました。
「自殺の霊系を持った人間は一生“死にたい”と思い続けるのか」
“死にたい”という想念は自殺霊から送られて来ますが、その時その想念と闘う事が類魂全体を救う原動力になります。何回も何回もその想念との闘いの中で死にたいという想念が次第に薄れ、やがて死にたいと考えなくなって来ます。つまり自殺霊の反対側の霊、自殺を救済する霊の想念になります。その時自己の霊柱に在る自殺霊が救済された訳です。そして類魂も大きく救われたのです。自殺霊が霊柱に在ると自殺したいと考える場合もありますが、運命として試されてしまう場合もあります。それは常識的には何であんな事をしたのだろうと思うことを遣ってしまう。例えば玄倉川のキャンプ事故の様に、雨が降って増水する事が分かっていたし、警告を何回も受け更にサイレンが鳴っている。それでも最も危険な川の中州から立ち退かなかった。或いは踏切で、電車が来るのが分かっていながら電車の直前を渡って行く。人間は知らず知らずに非常識な行動を取る場合があります。ではその自殺霊からの強いアフォードをどの様に切り抜けて行くか。それはその人の守護霊がいまだ経験していない部分で本人がクリアしなければならないものなのです(平成4年9月号図A)
これは、守護霊は生前自殺霊の救済を命じられてその人を現界に送りだしたのです。守護霊の今までの知識経験をフルに動員して現界人にアドバイスをします。
しかし現界人に徳が在れば何とかその指導の元に切り抜ける事が出来ますが、徳が無いと最悪で、自殺と言う事になりかねません。私としては徳を積みなさいとアドバイスするだけです。私は背後から徳積みを指示されたのです。しかしその人その人によってクリアの仕方は違うと思います。それが自分だけしか結論の出せない世界なのです。
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