*物霊は記憶装置

一般に言う記憶は習慣的記憶と言われるものです。
物霊的記憶はそれとは別にして考えた方が良いらしいです。
詩の内容を暗記して、復唱したり、同じ運動を何回もして
感覚と運動の中枢に回路ができるもの、
これは身体の能力で習慣という訳で、生理学や認知科学の領域なんです。
関係ないわけじゃ無いけど、一応そこで線を引いておいた方が
問題のポイントが絞り易くなるのです。
類魂に直接関わるのは、過去の経験と自己意識が結びつく記憶だと思うのです。
この記憶は過去の出来事をただ反復して思い出すだけでは無く、
その、時自分の心の中で感じたことも同時に思い出します。外的出来事と、
心の中の内的事態がセットになって記憶としての物霊になって、それが沢山集まり、
自己意識になるのではないでしょうか。ですから、コンピューターは人の習慣的記憶を
参考にして作られているから心がないのです。コンピューターは物で出来ているけれど、
自己意識を造る物霊が活動していないと考えられます。少し認知科学的に考えますと、
記憶は過去の心的状態と今の心的状態が結びついていなければ記憶として成り立たない。
と言うことは、物霊が記憶であるなら、今現れているこの事態が、
物霊を物霊たらしめている事になる。過去の経験が在って
今の行為や心的状態があるというよりも、
物霊が制御の情報そのものであると考えた方が良い事になります。
この考え方がアフォーダンスというのです。















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