類魂と自己

*類魂っていうのは誰にでもあるんですね。見えないだけで。

    一般的には情緒のことなんでしょうか。精神病っていうのは

    自我が衰弱して類魂が支配している状態なんでしょうね。

    類魂が好き勝手に暴れるんでしょうね。きっと。

    それで、自我は類魂をおさえることが出来ず、

    悩んでいるといった感じでしょうか。やはり、

    類魂を追っ払って自我を取り戻さないといけないんでしょうね*

 
人体は多数の細胞で出来てるけど、その細胞の一つ一つに業があって、霊でもあるんだよ。

同じ人間の体を作る細胞だけどおのおの霊的出自が違う。

同じ日本人で日本の社会にいても1人1人の人間は違う。

それと同じ理屈。人体という、細胞が作る社会なの。

その細胞達の持つ業が経絡を通じて精神になるの。それが類魂。

つまり人霊の構成要素なの。わかるかな。

自我はその類魂たちをコントロールする場なの。

自我は類魂で作られているので、追い払うことはできない。自分と肉体の関係ね。

肉体を拒否したら自分も無いわけだから。


*それじゃ、類魂っていうのは自分自身ってことになりませんか?

     そうだったら類魂だなんて区別しなくてもいいと思います*

そうです。自分自身です。ただこれは心霊科学のお話ですから、その専門用語

と言うことで類魂を使います。類魂論の提唱者は19世紀のイギリスの学者マイヤースです。

伝統的に心霊学のことばです。グループソウルといいます。

自分とか自我を使って探求すると哲学的になって、心霊から離れてしまう恐れがあります。

私の掲示板での議論をみても分かるでしょう。

哲学は現界の学問ですからあまり頼りたくはありません。

しかし、哲学の思考法は高級霊への思考に似ています。

真理に没入するという心的あり方は同じでしょう。


ピア・スピリチュアル