★幽体
心霊では、人間は霊体、幽体、肉体から成ると考えられている。
働き方によって分類すると、霊体は精神、記憶、現在意識のこと、
幽体は情緒、魂、潜在意識のこと。形は、霊体の器といえる。
霊能者が霊視して見えるのは幽体で、肉体と同じ姿をしている。
臨終のときに、人が肉親を訪れるのは、この幽体が肉体を離れて行くから。
また、私たちが夢見るときも、幽体が肉体から抜け出しているといわれ、幽魂現象という。
幽体は、人間の身体のあらゆる隙間につまっていて、
人間の神経組織に近いものが含まれているという。
また幽体は直接身体を突き抜けて宇宙のエネルギーともつながっている。
幽体と外界を区別しているのは霊衣(オーラ)という。
私たちが霊視すると、過去に現界に人間として生まれたことのない霊体や、
高い聖霊は、その輪郭がはっきり分からず、幽体をもっていない。
つまり、浄化されていない霊ほど、はっきり霊視できる。
ドッペンゲル現象も、幽体が身体を抜け出して行動する。
幽体の皮膚といえるオーラは、細胞膜のような働きをして、
強い膜をつくり、外界からくるもろもろの有害な念波や、電磁波などから身体を守る働きをする。
★幽界
霊の世界は大きく分けて、幽界、霊界、神界がある。
そして、幽界は人間が死後すぐに入る世界、霊の世界では、この現界に一番近い。
幽界にいる霊は現界に近いために、物質化現象を起こしやすく、幽霊がそれ。
また、霊界に入るには、この幽体を捨てて、幽界からさらなければならないが、
それを「第二の死」という。
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