霊体について

人間は物質体、エーテル体、アストラル体、グラールで出来ています。
これらをひっくるめて霊体といいます。
この霊体のゆがみが、病気や不幸となって、
私達の日常に現れるのです。

物質体  

肉体。肉体は外界からエネルギーを補給しますね。
それは、食物(栄気)、空気(外気)、重力(丹田)です。
そして、体内を循環してエーテル体に作りかえられます。
つまり肉体はこの物質世界の無機物を精気あるものりに替える役割を持ちます。この霊的な意義は地球が持つ業の浄化です。地球の業が人の食物となる生物や空気、重力をつくります。人はそれらを体内に取り込むことで、エーテル体という霊的なものに変換するのです。
低次元の物質が多少精妙になり人のエーテル体になる、それは浄化といえるでしょう。
またそれはこの世界における人間の、大きな存在理由なのです。
神様のお手伝いをして、物質を霊的なものに変えることが人間の仕事です。

エーテル体 

エーテル体は、物質体の奥行きです。
物質体の直接の成因です。
その意味で業といえます。
人間は直立して歩きます。
そのせいで、重心が腹部にできます。
それを丹田と言っています。
それは地球の重力という業が集められたところでもあります。
人間はその重心によって行動し営んでいます。
重力は物質よりももっと低次元の物質です。
人間はそれを体内に集めて原気という気をつくってエーテル体の鋳型にします。
また原気は、人間の過去世のカルマの受け皿でもあります。
原気を変形させることで、カルマの現れ方(病気など)を変えることが出来ます。
(ヨガや気功はこの方式です)
      
アストラル体

エーテル体の原材料になっている気はなんとなく理解できますが、
しかし、アストラル体を感じる体験は注意して過ごさなければ判りません。
物質体とエーテル体は表裏一体の仕組みにありますが、
アストラル体はまた別の霊的システムに組み入れられているのです。
つまりアストラル体は程なくして、グラールへと至らなければなりません。
エーテル体は気によって宇宙と連続しますが、
アストラル体はグラールとなり、神性を享受します。
ここに霊我の場が出来るからです。
人間は、体内で気をめぐらすことにより、
エーテル体をアストラル体に、さらにグラールへと変化させます。
それは高次元の衣なのです。

ピア・スピリチュアル