創造の理(ことわり)


 @神の愛が霊を生む 神の愛の想念(慈しみの御心)が魂を作る。したがって、万物に魂がある。


   
動物も、植物も、人間も、みな神の御心(魂)に満たされて生きています。生命は無いとされている自然界の物質や、気象現象も御心で満たされています。

    ただ、岩石や風、水の流れのような自然の現象は、生物のような精密な身体を持たないので、御心の表現も単純です。そのため、生物の活動に比べると、

    生命を感じないのかも知れませんが、神の御心を感じれば、自然の現象も御心に満たされ、物質にも魂が光っていることを感じるはずです。

    この様に、神の御心が満たされて、万霊を生む力を、神道では
¨産巣日¨と言います。御心が満ちる魂=産巣日と言えます。

    私たちが今ここに生きているということは、神の御心が貴方の魂として輝いているからです。

    何人も神から離れることはありません。何人をも神は否定しません。神は何人も必要とし、愛しているのです。



 
A神と万霊は一体  世界は出来事の総体であり、出来事は御心と万霊が織り成す様態である。

     世界は、神霊の世界と物質の世界に分かれているのではなく、宇宙の初めから現在まで連なる、出来事の総体です。

     出来事の一つ一つは独立してあるのではなく、神の御心が次々と変化して生み出されている様態なのです。

     世界は、人間も、動植物も、精霊も、自然の現象も、過去も未来も、神の御心において一体なのです。

     神道の考え方では
¨中今¨といいます。神の御心の中では常に現在のこの瞬間しか在りません。それは過ぎ無い時間の感性です。



 B天と地をつなぐ者 人間の自霊の中で、神と自我が交わり、自我を浄化する。それが人の役目。



     
人の身体は、二百億個の細胞で出来ていると言われています。さの細胞の一つ一つには、神の御心が満ちています。

      たくさんの魂が複雑に働きあって人間の身体が出来ています。さらに人間は、生命と生活を維持するため、生き物を食したり、

      物質を利用して生活の環境を維持しています。そのような活動によっても、たくさんの魂との関わりを持ちます。

      一人の人間が、一生を全うするまでには、実に多くの魂たちに助けられて生きることになります。

      また、人間は、自身の魂を満たしています。人間の魂は、自我か在り、自然界の他の魂より精妙に出来ていて、

      神の御心を自覚する感性を持っています。自然界の魂たちは、人間の魂に比べると、まだ幼い者たちです。

      御心によって魂が生み出されますが、その魂は、その後は自立的な成長を促されます。自然界の幼い魂たちは、

      自然現象を利用して人間の体内に入ったり、生活に関わることで、人間の自霊と交流します。

      その時に、人間は、自分の命と生活を助けてくれる自然界の魂たちに感謝します。そうすると、幼い魂たちは人間の体内で、

      神の御心に交流し、もっと成長した魂になれるのです。人間の身体は、神の御心の場です。

      人間の身体は、自然界の魂たちと、神の交流の場です。
¨天と地をつなぐ者¨なのです。









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